仕事の「基本動作」と「知恵」を集めたチェックリストです。
ビジネスパーソンが押さえるべき仕事の「エッセンス＋アルファ」を、本編からピックアップ。テーマごとの「目次」としてもご利用ください。
※チェックリスト【１章 報連相編】、【２章 プレゼン編】はこちら
※がんばり方のエッセンス集【Society5.0時代のがんばり方】も併せてご覧ください
１、チェックリスト全体構成
スタンス編
資質と見識を高めるエッセンス。仕事へ取り組む姿勢を変え「習慣化」するだけで、３年で圧倒的な「力の差」を生む実力派チェック項目
前工程（準備編）／本番編／後工程（フォロー編）
直前でも間に合う「即効性」のある実戦チェック項目
２、ダブルチェック方式
「ポジティブチェック」で、全体を確認し
「ネガティブチェック」で、要注意点を反対側から再確認
会議のチェックリスト／【１】スタンス編
【会議特性の理解】▷３章①Ｐ１‐２
▢「表向きの議論」と「参加者の本音」が乖離しやすい構造的特徴を理解しているか？
▢「参加人数分の時間」が使われていることを、全員が認識しているか？
▢ 会議の「目的」「到達点」「使える時間」を、参加者が共有しているか？
▢ 本質的な議論に踏み込めているか？
→ファシリテーターが、小手先のテクニックで表面的に進めると、参加者も表面的な「お付き合い」で議論が進む
▢ 会議中だけでなく、開催前の段取りから会議後のアクションまで、プロセスをトータルで考えているか？
【ファシリテーターの知恵】▷３章①Ｐ５
▢ 規模やタイプごとの会議の特徴を理解しているか？
▢ 会議参加者の「クセ」や「二面性」を把握しているか？
【共鳴する知恵／準備期間＋会議中】▷３章③Ｐ５-６
▢ 相手と同じ目線、同じ立ち位置で話をしているか？
▢ 相手の話に共感し、相手の意見を受け止めているか？
▢ 受け止めた上で「自分はこうしたい」という思いを伝えているか？
▢ 本音を引き出すため、自分もある程度「手の内」を明かし、相手の懐に飛び込んでいるか？
▢ 相手を強引に引き寄せるだけでなく、自分も相手の思いに寄り添っているか？
▢「予定調和な結論」ばかり導かれていないか？▷３章コラム①Ｐ２
▢「建て前」ベースの議論で良しとする「暗黙の了解」が、組織に根付いていないか？▷３章コラム①Ｐ５
▢ いつも時間切れで「ぼやっとした」結論で終わっていないか？
▢ 会議の開催自体が目的になっていないか（手段の目的化）▷３章①Ｐ３
会議のチェックリスト／【２】準備編
【会議準備と関係者への配慮】▷３章②Ｐ３
▢ 参加予定者に、会議目的や内容を事前に共有したか？
▢ 鍵を握る部署と、腹を割って話しているか？
▢ キーマンとの間に信頼関係を築けているか？
▢ キーマンや鍵を握る部署と、当日の進行について意識が合っているか？
▢ クレイマーやアタッカーには、協力のお願いを丁寧に説明したか？
会議のチェックリスト／【３】本番編
【①会議目的・到達点の共有】▷３章②Ｐ2
▢ 発散のみか、収束し結論まで出すのか、会議目的と到達点をはじめに共有しているか？
▢ 脱線を防ぐため、到達点に向け方向性を合わせたか？
▢ 会議時間の「意味」を理解させ、参加者の主体性を高めているか？
【②ホワイトボードの活用】▷３章②Ｐ2
▢ 論点を見える化しているか？
▢ 論理矛盾や議論の飛躍を抑制しているか？
▢ 多地点間のランダム発言を交通整理しているか？
▢ メンバー間での「同床異夢」を解消しているか？
▢ モレや重複のないタスク分担ができているか？
【③会議参加者の主体性を刺激】▷３章④Ｐ６
▢ 強みや専門分野で発言を促す等、参加者の「主体性」や「発言意欲」を高めているか？
▢ ベテラン参加者に敬意を払い「教えを乞う」姿勢で味方にしているか？（しょうがない、教えてやろう）
▢ 相手の目を見て傾聴しているか？
▢ 参加者の発言を活かし、次の議論につなげているか？（発言を無駄にしない）
【ヒト特有の無駄と矛盾】▷３章コラム②Ｐ３
▢ 非論理的で感情的な発言をしていないか？
▢ 態度を表明しない、どっちつかずの発言になっていないか？
▢ 脱線、議論の飛躍、話の蒸し返しはないか？
▢ 単なるフラストレーションの解消になっていないか？
（不平･不満･愚痴･非難）
▢「含み」を持たせた言い回しをしていないか？
▢「本音」と異なる発言をしていないか？
会議のチェックリスト／【４】フォロー編
▷３章④Ｐ１‐５
▢ 会議後の作業分担を、同一人物ばかりに集中させていないか？
▢ 会議後のフィードバックを関係者に迅速に実施しているか？
▢ 会議参加者と、次の仕事につながる信頼関係を保てているか？
