人生には様々な「選択」があります。
そして、人生は「選択」の連続です。
そろそろ<素敵な選択肢>はじめてみませんか?
1. 素敵な選択肢【もくじ】
その人が選ぶ「選択」には、その人の世界観、未来志向の強さ、器の大きさが素直にあらわれます。
選択の幅広げ、思い描いた「未来予想図」に向かって素直に舵を切っていく。そんなワクワクな選択ライフは、同時に、いつの間にか夢がかなっている「コスパの良い人生」でもあります。
そろそろ<素敵な選択肢>はじめてみませんか。
2. 選択の「静かな法則」
選択と言われて、思い浮かぶのはどんなシーンでしょう。
例えば朝の通勤電車。毎朝、何両目に乗るか「ポジション」が決まっていませんか?電車内が混雑しても、到着駅の階段に「近い車両」をとるか、階段から離れても「すいてる車両」をとるか。何を優先するか一度は自分で「選択」したはずです。
このように、私たちは朝から晩まで数多くの「選択」をしています。ここで、代表例を「5つ」ピックアップしました。
ただし、2例目以降は馴染みの薄い「選択」が続きます。選んだ自覚が無いものや、「ワクワク」と「イライラ」に関する内面の選択など、思いもよらず、でも実は「選択」していた!というシーンを集めました。
<選択その1:ランチの注文/既製の選択肢>
1つ目は、オーソドックスにランチタイムの選択シーン。あらかじめ選択肢が決まっている「メニュー」の中から「注文」するタイプです。
選択の仕組みはシンプルですが、メニュー構成はお店の裁量で決まります。「選択肢」が少ないと飽きられるし、多過ぎても「店の個性」が出しづらい。リピーターの確保には「選ばせる側」にも工夫が必要です。
2例目は、自分では選んだつもりが無い「無意識の選択」です。自覚がない行動には要注意。他人に「迷惑な選択」を、知らぬ間に繰り返しているかもしれません。
<選択その2:往来のしぐさ/無意識の選択>
混雑した繁華街。行き交う人をよく見ると(1)道を譲る人と(2)譲らない人、2種類の人間がいることに気づきます。
「人前を横切る」「道を譲らず突っ込む」「押しのけて先に行く」。自覚が無くても、その行動は間違いなく自分がした「選択」です。
知らぬ間に、一日中「相手の反発」を買っているかもしれません。
3つ目は、特定の「選択肢」が決まっていない、少し不思議な「選択」です。
<選択その3:旅館の対応/物事の受け止め方>
旅館に到着したら、スタッフはみな「団体客」にかかりきり。残念ながら、あなたは玄関で少し待たされてしまいます。
物事をどう受け止め、どう感じるか。自分へのINPUTは、人によって違います。このタイプは、ランチメニューと違って「決まった選択肢」がありませんが、これもれっきとした「選択」です。
Aを選択した彼は、最後まで「ワクワク」しながら旅を楽しむでしょう。一方Bの彼は、ここから「イライラ」を増幅させて過ごします。
同じ状況に置かれても、自分次第で「素敵な選択肢」を創り出し、その後の「流れ」を一変させることが出来るのです。これが、選択の隠れた醍醐味です。
4つ目は、誰もが経験するであろう、旅行中の「あの」苦いエピソードから。
<選択その4:楽しい旅の後半戦/時間の使い方>
3泊4日で久しぶりの旅行に来たふたり。初日はどちらもハイテンションでしたが、後半に入ると案の定、気持ちに大きな差が生まれます。
日常とは「違った時間」を買うことが、旅の醍醐味のひとつ。ところが後半戦に入ると、時間の使い方が、人により変わってきます。
「素敵な時間」と「残念な時間」。ふたりの選択は見事に割れました。きっとBの彼には、目の前の美しい風景より、帰国後の「満員電車」や「仕事に追われる映像」が映っているのでしょう。
最後は「空白時間」のとらえ方、考え方がテーマです。
<選択その5:ぽっかり空いた1時間/時間の考え方>
旅先での夕食が、希望より1時間遅くなってしまいました。思いがけず空いてしまった「空白の1時間」が始まります。
「空き時間」の捉え方には、その人が普段、どんな「感情」に支配されているのか、ハッキリあらわれます。
「せっかくの時間」と「無駄な時間」。AとBは正反対を選択です。
ちなにみにBの彼は、「食事の時間」「入浴の時間」のように、全ての時間に明確なラベリングが出来ないと落ち着きません。余白には予定を詰め込むのが習慣になっています。
その背景には、いつもアクティブに動いていたい、というポジティブな理由の他に、「空き時間」を避けたい、別の原因がありそうです。
序章【選択の魔法】3つの法則
2章【素敵な選択肢】手放す
3章【素敵な選択肢】楽しむ
4章【素敵な選択肢】広げる
5章【素敵な選択肢】澄ます
そろそろ、堂々と「素敵な選択肢」はじめましょう。